モラハラ記録 5歩目《電車編》

私が窓口になっている仕事で、二人で客先へ打ち合わせに行くことになった。

その前夜、夫が「○分発の電車に乗れば間に合う」というのを聞いて、念のため自分でも乗り換えを調べた。夫は時間ギリギリに行くタイプなので、私の足では間に合わないかもしれないからだ。

 

案の定、最寄りの駅から建物まで私が歩いて15分かかるところ、8分の余裕しかない。よく行く場所だから誤差はないはず。

「私は足が遅いから、その前の電車で行くよ」と伝えると、みるみる機嫌が悪くなり、「そんなに時間は掛からない」「歩けないはずがない」「いったいどれだけ時間が足りないんだ」と矢継ぎ早に詰められる。

どう考えても間に合わず、持病もあり走り続けるのは困難なので、「私は1本前で行くから」と譲らなかった。すると「もういい、俺は行かない!」と声高に言い放った。

なので「分かった」といって私は寝た。

 

本当に行かないなら、得意先には急病とか言えばいいし、作業は別の人をアテンドすればいい。言うだけ番長で気が小さいので、実行できないとも思う。

 

翌日、極力普通な感じで支度していたら、夫も普通な対応をしてきた。私が出る時に「今日はどうするの?」と聞くと、「いかなきゃダメなのか」というので、「約束はしてるけど、首に縄付けて引っぱっていくわけにもいかないから」と返すと、「じゃ、俺の予定通りに行く」となった。

この後、得意先の担当者の態度が気に入らず、くってかかったことはまた別の機会に。

 

 

ちなみにこの「もう行かない!」発言は、最近のお気に入りだ。

バリエーションの「もう二度とやらない」もある。

プライベートであれば引かない私も、仕事なら私が折れないと得意先に迷惑が掛かることを知っている。

 

ネットや動画で知識を得る前は、「社長なのにどれだけ幼稚なんだよ」「仕事放棄して、社会人としてどうよ」と怒りも湧いていた。だが、どんなに考えても夫は変わらないし、子どもがスーパーで寝転がり、だだをこねているの同じ。と最近分かってきたので、真に受けないことにした。

 

 

幼稚すぎる…